【ウェブ解析】サイト改善手法「LPO」と「EFO」について

今回は、ウェブサイトの改善手法である「LPO」「EFO」について、それぞれ見ていきたいと思います。前回の記事でもサイト全体の改善方法について触れましたが、この2つも併せて対策を行うと良いでしょう。

LPO – Landing Page Optimization –

「LPO (=Landing Page Optimization)」とは、ランディングページ最適化という意味です。(ここではユーザーが最初にアクセスしたページという意味で進めます。)
入り口のページを改善することで、申し込みや問い合わせなどのコンバージョン率を高めるための施策を指します。

ランディングページの課題と改善ポイント

もしランディングページの直帰率が高い場合、以下のような課題が考えられます。

・求めている情報が無い、もしくは少ない
・次のページへの導線が無い、もしくは少ない
・ページの表示速度が遅い

流入元を問わず直帰率が高い場合、ページ全体に問題があると考えられます。また、広告などを配信している場合、広告文とランディングページの情報の差異もユーザーの離脱につながります。

まずは、提供されている情報がユーザーの目的・ニーズに合っているか見直しましょう。特にファーストビューはユーザーが直帰するかどうかを判断する重要な箇所になりますので、重点的に取り組みましょう。

次に、ページがモバイル向けに最適化されているかどうかも確認が必要です。具体的には、ボタンや文字間隔がタップしやすいように調整されているか、スワイプしやすいレイアウトになっているかなどがポイントです。表示速度が遅くならないよう、画像等のファイルも適切なサイズで用意するようにしましょう。

A/BテストによるLPO

LPOと相性の良い手法が「A/Bテスト」です。異なるランディングページを2つ以上用意してランダムに表示し、一定期間が経過した後成果が高かったものを採用する、といった手法になります。

ヒートマップツールでページ内の課題を発見し、それについてA/Bテストを行うのが基本的な流れです。テストを行う際には一日に最低100アクセスが必要となります。新しいパターンを出したことでコンバージョン率が悪化した場合に備え、元のパターンに戻す条件も事前に決めておくことが望ましいです。

ページのパターンを作成する上で重要なことが、「明確な変化を作る」ことです。
文言や色を少し変えただけではなく、メインの画像を差し替える・レイアウトを変える・要素の追加や削除など、大幅な変化を加えていきましょう。

EPO – Entry Form Optimization –

「EPO(= Entry Form Optimization)」とはエントリーフォーム最適化という意味です。エントリーフォームとは、ショッピングカート・資料のダウンロード・会員登録などの際、ユーザーが自身の個人情報を入力する箇所のことで、これの改善施策を考えていきます。

この箇所はコンバージョンに直結するため、改善に成功すればコンバージョン数の大幅増加が期待できます。

エントリーフォームの課題と改善ポイント

エントリーフォーム(ページ)での離脱率が高い場合、以下のような原因が考えられます。

・入力必須の項目が多い
・半角全角が自動で変換されない
・入力項目や説明が難しかったり、すぐに判断できない内容だったりする
・次のページに進むボタンがわかりづらい

まずは不要な入力項目を減らすことから始めましょう。必要最低限な項目のみ残すようにします。

その次に、入力に手間のかかる項目に入力補助を導入します。JavascriptもしくはEFOツールの「入力補助機能」などを使うと良いでしょう。半角全角の自動変換や郵便番号・住所の自動入力がメインになります。

その他、規約画面はアコーディオンやスクロールバー形式で表示したり、専門用語を用いる際には必要なユーザーに対してだけモーダルで表示したり等、画面内の情報量を削減・整理しておくと、ユーザーの離脱を防ぐことができます。

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