2024年に学習しておきたい人気のプログラミング言語10選
こんにちは、NNCの中里です。
今年は暖冬ということで喜んでいましたが、花粉が飛び出す時期が早くなる(来年1月とか)と知って震えています。
さて、本日は2024年にプログラミングのスキルアップを考えている方に向けておすすめのプログラミング言語を詳しくご紹介します!
各言語の特徴・理由・簡単なコードの記述例と、どのような開発に用いられるかを紹介しますので、これから始める学習の参考にしてみてください!
目次
HTML/CSS
理由: ウェブページの基本構造とデザインを作成
HTML(HyperText Markup Language)はウェブページの骨組みを構築し、CSS(Cascading Style Sheets)はデザインや装飾を担当する言語です。
これらを学ぶことで、基本的なウェブページの構造とスタイリングを行うことができるようになり、美しいレイアウトの作成ができます。
Web制作の基礎を学ぶならHTMLとCSSから始めましょう。
HTML例:
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>My First Web Page</title>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="styles.css">
</head>
<body>
<header>
<h1>Welcome to My Website</h1>
</header>
<section>
<p>This is a sample paragraph on my web page.</p>
</section>
<footer>
<p>Contact: info@example.com</p>
</footer>
</body>
</html>
CSS例:
body {
font-family: Arial, sans-serif;
background-color: #f4f4f4;
}
header {
background-color: #333;
color: #fff;
padding: 10px;
text-align: center;
}
section {
margin: 20px;
}
footer {
background-color: #333;
color: #fff;
padding: 10px;
text-align: center;
}
JavaScript
理由: インタラクティブなウェブ開発
JavaScriptはウェブページを動的にし、ユーザーとの対話を可能にします。例えば、特定のボタンがクリックされたときにメッセージを表示させたり、ページをリロードせずにリアルタイムで情報を更新させることもできます。
Web制作のスキルをステップアップをするならJavaScriptがおすすめです。
例:
// ボタンがクリックされたらアラートを表示
function showAlert() {
alert("ボタンをクリックしました");
}
// ページ読み込み時に実行
window.onload = function() {
// ボタンにクリックイベントを追加
document.getElementById("myButton").onclick = showAlert;
};
Python
理由: 使いやすく多岐にわたる応用が可能
Pythonは初心者にとって優しい言語であり、データ分析や人工知能、ウェブ開発など、様々な分野で活用されます。
シンプルで可読性が高いため、プログラミングの基礎を築くのにも最適な言語です。
例:
# 簡単な文字列操作
greeting = "こんにちは、"
name = "太郎"
message = greeting + name
print(message)
# リストの操作
fruits = ["りんご", "バナナ", "オレンジ"]
for fruit in fruits:
print(fruit)
Java
理由: 大規模なアプリケーション開発に向いている
Javaは安定性と大規模なアプリケーションの開発に適しています。
企業のシステムやAndroidアプリ開発など、信頼性のあるプログラムを構築するのに適しています。
例:
// クラスとメソッドの定義
public class HelloWorld {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("こんにちは、世界!");
}
}
C#
理由: Windowsアプリやゲーム開発に活用
C#はMicrosoftの言語で、WindowsアプリやUnityを使ったゲーム開発に利用されています。
直感的で、Windows関連の開発において頼りにされることが多いです。
例:
// クラスとメソッドの定義
class HelloWorld {
static void Main() {
Console.WriteLine("こんにちは、世界!");
}
}
Ruby
理由: シンプルで可読性が高く、開発者に優しい
Rubyはシンプルで可読性が高い言語で、Web開発やスクリプト言語として使われています。
シンプルな文法と高い可読性が特徴で、開発者にとって書きやすいコードと言われています。
ウェブ開発やスクリプト言語として使われ、柔軟性と豊富なライブラリが開発をサポートしています。
例:
# 簡単な文字列操作
greeting = "こんにちは、"
name = "花子"
message = greeting + name
puts message
# 配列の操作
fruits = ["りんご", "バナナ", "ぶどう"]
fruits.each do |fruit|
puts fruit
end
PHP
理由: ウェブ開発に特化し、幅広い活用が期待される
PHPはサーバーサイドで動作し、ウェブページを作るのに特化しています。
特に動的な要素が多いウェブサイトの開発で得意で、WordPressなど多くのウェブサイトがPHPを採用しています。情報の操作やデータベースの連携など、ウェブ開発の土台を築くのに欠かせないスキルを習得できます。
例:
// 簡単な文字列操作
$greeting = "こんにちは、";
$name = "鈴木";
$message = $greeting . $name;
echo $message;
// 配列の操作
$fruits = array("りんご", "バナナ", "キウイ");
foreach ($fruits as $fruit) {
echo $fruit . "\n";
}
Swift
理由: iOSアプリ開発に特化
SwiftはiOSアプリ開発に特化しており、Appleのエコシステムでのアプリ開発において主要な存在です。高い安全性とモダンな開発手法が特徴で、この言語を習得することでiPhonやiPadのアプリを制作することができるようになります。
例:
// クラスとメソッドの定義
class HelloWorld {
static func main() {
print("こんにちは、世界!")
}
}
TypeScript
理由: JavaScriptの進化と大規模開発の効率化
TypeScriptはJavaScriptの進化系で、静的型付けを提供します。
これにより、大規模なプロジェクトでもバグを早期に発見しやすくなります。
JavaScriptの柔軟性を保ちつつも、より信頼性の高いコードを書くことができます。
例:
// インターフェースと関数の定義
interface Person {
name: string;
age: number;
}
function greet(person: Person): string {
return `こんにちは、${person.name}さん!`;
}
Go
理由: 高性能と効率的なプログラミング
GoはGoogleが開発した言語で、高性能かつ効率的なプログラミングを実現します。
コンパイルが速く、シンプルな文法がプログラミングにおいて高い生産性をもたらします。
例:
package main
import "fmt"
// 関数の定義
func main() {
fmt.Println("こんにちは、世界!")
}
各言語がどのような開発に用いられるか
HTML/CSS:
用途: ウェブページの構造とスタイルを定義するために使用。
例: ウェブサイトのホームページ、ブログのデザイン、オンラインショップのフロントエンド。
JavaScript:
用途: ウェブページに動的な要素を追加し、ユーザーとの対話を提供するために使用。
例: フォームのバリデーション、ページ内のコンテンツの非同期読み込み、アニメーション。
Python:
用途: データ分析、機械学習、ウェブ開発、自動化など多岐にわたる分野で使用。
例: Pandasを使ったデータ解析、Djangoを使ったウェブアプリケーション開発、機械学習のモデル構築。
Java:
用途: 大規模なアプリケーション、エンタープライズシステム、Androidアプリ開発などに使用。
例: 大手企業のバックエンドシステム、Androidアプリの開発。
C#:
用途: Windowsアプリケーション、ゲーム開発、Unityを使ったクロスプラットフォーム開発に使用。
例: Windowsデスクトップアプリ、Unityを使ったゲーム開発。
Ruby:
用途: ウェブ開発、スクリプト言語としての利用が一般的。
例: Ruby on Railsを使ったウェブアプリケーション開発、スクリプト処理。
PHP:
用途: ウェブ開発、特にサーバーサイドでの処理に使用。
例: WordPressやJoomlaなどのCMSの開発、動的なウェブページの作成。
Swift:
用途: iOSおよびmacOSアプリケーションの開発に特化。
例: iPhoneアプリ、iPadアプリ、Macアプリ。
TypeScript:
用途: JavaScriptに静的型付けを追加し、大規模なプロジェクトの開発に適している。
例: Angularフレームワークを使ったウェブアプリケーション開発。
Go:
用途: 大規模なシステム、分散システム、クラウドサービスの開発に適している。
例: Docker、Kubernetes、Googleのインフラストラクチャの一部。
以上となります!
プログラミング言語と言っても、それぞれの用途や開発の対象が変わってきます。
この記事を今後の学習の参考にしていただけたら嬉しいです。
新しい年に新しいことを学習してスキルアップを目指しましょう!